筋•筋膜性障害は大きく3つに分けられます。
①滑走性障害
②筋緊張の問題
③motor control
✅①滑走性障害
評価ではどの層を評価をしているかを理解して行うことが大事です。
深脂肪組織の皮膚支帯が斜めになっているのがなぜか気になります...
浅筋膜の評価
➡︎浅筋膜まで圧を加えて縦•横に動かし、動きや患者の感覚を評価します。
滑走性改善後に痛みが出現した動作を再度行ってもらい痛みが減ったら浅筋膜レベルの滑走性障害が関連していたと推測できます。
深筋膜の評価
➡︎脂肪を筋肉上まで把持し、押したり、つまんだりして動かすことで評価。脂肪層には感覚神経が多く、ここに滑走性障害があると疼痛の原因になる。
ここの動きを出した後、痛みが減ると皮下組織の滑走性障害であると推測できます。
筋間の評価
➡︎腰部であれば、多裂筋と脊柱起立筋、腰方形筋と脊柱起立筋間は原因になりやすい。
これらの滑走性を改善しても原因を改善しなければ再発する可能性があります。
motor control評価で過剰収縮していないかを確認します。
✅②筋緊張
圧痛で痛いか確認。
筋は受容器であり効果器であるためあらゆる刺激に反応します。そのため、押す、揺らす、触るなどで一時的に良くなることが多いです。しかし、これも原因を改善しないと再び高緊張になるので姿勢やmotor control評価を行い、原因を推定します。
日常生活での姿勢が大きく影響しそうですね
僕も左の大腿筋膜張筋が緊張して股関節屈曲時に過剰に活動してしまいます
原因は日常生活での姿勢だと思われるので本当に日常の姿勢は大事だと実感しました。
✅③motor control
特定の動きをどのように行うか評価。
求心性収縮、遠心性収縮など
問診や自動運動の評価。
例)前屈時に痛み➡︎後面筋群
伸展時に痛み➡︎前面筋群の評価
腹筋運動では腰椎後弯、体幹挙上、骨盤後傾、求心性、遠心性収縮を評価
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